忍者ブログ
華南地区から見える星空を実際の写真を交えて紹介します。 観測の問題点と対処法も紹介します。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 今まで星の撮影に使用しているレンズはカメラの望遠レンズ(ニコン135mmで昔のマニュアルタイプF2.8)ですが、テストを兼ねて天体望遠鏡を使用してみます。

 口径6cm、焦点距離355mm、レデューサー使用で302mmに成ります。追尾撮影用の架台が簡易型のため、バランス取りに注意を要しますが暇に任せて調整
したいと思います。

 光害カットフィルター併用と、透明度に恵まれた夜にトライして、結果を紹介したいと思います。


3b630c0c.jpg

 
PR
  このブログでも何回か記載している窓の格子を紹介します。建物41階に住んでいるので外部から侵入の恐れは無いと思っていましたが、一部建物が40階になっており、40階屋上から伝わって侵入出来る可能性が有りました。

 その為の窓格子です。邪魔で取る訳にはいかず、その隙間から撮影するためにたどり着いた結果が135mm程度の望遠レンズです。

 取り敢えず南中時間に合わせて四季の星空の移り変わりを写していきます。


ec601262.jpg
 天体撮影に使用している赤道儀架台は某望遠鏡メーカーのガイドパックと称する簡易タイプです。もう20年以上も使っている機材です。

 此方で撮影していて、追尾精度に不安定さが有りました。原因は簡易タイプのため撮影時の姿勢ではカメラの機材との重量バランスが取れていませんでした。

 カメラと大型の雲台を2基使っているため、そこそこの重量になっているため赤道儀架台に対してはアンバランスでしたので、雲台位置を極軸側に寄せました。

 改善の結果追尾精度は135mm×テレコンバーターのレンズでは数分の露出時間では追尾エラーは気に成らなくなりました。

 なお、赤道儀セットに必要な北極星は室内からは見えませんので、極軸の方向と高度は目盛りと目分量です。元々極軸セット精度は不十分です。


  2833a557.jpg
  日本に本格的な寒波が来ると前後して当地にも寒気(寒波)が来ます。昨日は朝の外気温は13度でした。

  一気に5度も下がると日本の冬とは違いますが寒さを感じます。部屋には暖房の器具が無いため、当面は服装で調節するようです。

  こちらの天候は冬の日本の太平洋側の天候と同じです。空気が乾燥して晴れ間が続きます。

  星を見るには空気が乾燥して、空の透明度も良くなりコンディション良好です。
 昨夜も良い天気でしたので、未明にかけて撮影してみました。

  特に目立つ星空ではありませんが、高度10度前後の低空でも9.5等星が確認
出来ました。

  今回はカメラの感度をASA1600、露出時間は1分間です。画像処理で星が
見えるようになりますが、以前に比べると光害の影響は軽減しています。

  添付写真はりゅうこつ座のκ星付近です。


fefaf6c0.jpg 
   以前にも記しましたが日本からは東北地方福島県の南部が見える限界のカノープスを早朝見る事が出来ました。

 当地では高度20度ほどに成るので、晴れていれば簡単に見る事が出来ます。今日は望遠鏡で眺めましたのでその時の望遠鏡高度角の写真を添付します。

 福島県南部では望遠鏡はほぼ水平を向いていますが、此方では高度20度の向きです。



9f5cddbb.jpg  

カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール
HN:
EME
性別:
男性
趣味:
天体観測
最新CM
[12/02 fruits_and_sky]
[12/02 長瀬 稔]
カウンター
忍者ブログ [PR]