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華南地区から見える星空を実際の写真を交えて紹介します。 観測の問題点と対処法も紹介します。
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409c2fe4.jpg 当地では珍しく雲の全く無い晴れ間に恵まれましたので、再度アケルナル星を紹介します。原版では8等級の星まで確認出来ました。光害の空ですが天候に恵まれると、そこそこ写ります。
 
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 エリダヌス座は冬の星座ですが今時は明け方には南中するように成ります。オリオン座の南西に位置する大きな星座です。川をかたどったものでβ星から始まり大きく蛇行しながら地平線に没しています。エリダヌス川の終点にはα星のアケルナルという0.5等星が輝いていますが、赤緯がー57°に位置しているので、星座全体は九州南部より南でないと見ることが出来ません。当地から撮影出来ましたので掲載します。撮影データー 8月26日 3時48分~ 1分露出、キャノンEOSK2
ニコン100mmレンズ。

c4a4708f.jpg
                 いつもの事ですが天候が安定せず、撮影のチャンス 
                 563fef73.jpgが中々出来ません。
   何時でも直ぐに撮影が出来る様に周辺パーツを充実
   中です。
   今回準備したのはプログラムタイマーです。星を追尾  
   する赤道儀架台はモーター駆動ですが、撮影中はつ   
   い居眠りが出て、電源が入りっぱなしです。
   気が付くと架台が回転して三脚にぶつかる恐れが有り
   ました。
   カメラは所定の枚数を撮影すると待機状態になり安全
 です。架台の電源はタイマーで切れるようにしました。撮影が終わると所定の時間で電源が切れるので、撮影セット、スタートすると自動で電源OFF、自動撮影完了です。
ed021bdc.jpg     今日は当地は台風12号が通過しました。だいぶ弱まってからの通過です
   ので 大きな被害は無いようです。台風一過の良い天候を期待したいと思い
   ます。

  星空の撮影機材を紹介します。
 
 ・カメラ  キャノンEOS X2
 
 ・レンズ  ニコン100mm F2.8  F4程度で使用します。
       マウント変換アダプターでキャノンマウントにニコンレンズを
                   取り付けています。窓の格子の隙間からの撮影のため、
                                                               中望遠レンズを使用し ます。
          
  ・フィルタ      街明かりを軽減するため光害カットフィルタ LPS-P2使用

     ・架台        星の日周運動に合わせ追尾するため、赤道儀架台を使用します。
          ビクセン社 SP赤道儀カイドパック
          当地の緯度は北緯22度ですので極軸は高度22度にセットします。
          ただし北極星が見えないため目盛りで合わせています。

  ・露出時間  カメラのASAを800で撮っています。空の状態によりますが
                            40秒~90秒程度です。そのため赤道儀架台のセット精度は
         それほど必要有りません。
          撮影の制御はパソコンから行っています。露出時間、撮影
          枚数など。
          長時間露光のため、ノイズ軽減処理を行っています。

  ・撮影可能赤緯  -60°程度です。日本からは見えない星を重点に撮影します。

  ・画像処理  キャノンカメラ付属の画像処理ソフトで行っています。
           コントラストを強調しているため綺麗な写真では有りませんが、
           記録重視です。

        *天体写真は景色の写真とは別の配慮が色々と必要です。
  当地へ5月に来てから3個目の台風が接近中です。上陸して被害が出ると大変ですが、近くをかすめる程度で通り過ぎてもらいたい。
  モヤった空気を運んで持ち去ってほしい。台風一過のスッキリした晴天を(日本晴れいや中国晴れ)期待したいものです。月齢回りも良くなり、きれいな星空を。
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