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華南地区から見える星空を実際の写真を交えて紹介します。 観測の問題点と対処法も紹介します。
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 今日(22日)は透明度も良いようでしたので、カノープス周辺の星で何等星まで写っているか星図と照合しました。

 カノープス周辺では9.3等星、写野下部では8.5等星まで確認出来ました。

 ・撮影条件

  レンズ    135mmF2.8 → F4 ×1.5倍テレコンバーター
  カメラ     キャノンEOS X2 ASA800
  フィルタ    LPS-P2
  画像処理  キャノンDPP 

  引き続き日々撮影して空の条件の違いでの差を確認したいと思います。

855c3872.jpg
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 日本では高度が低く、中々見ることが難しいカノープスですが、明22日の南中時刻は4時45分に成ります。

 当地では約15度の高度になりますので、見るのには難しい星ではありません。しかし室内から格子の入った窓越しに撮影となると、時間が相当限定されます。

 135mm×1.5テレコンバーターの望遠レンズでは南中時間±10分間に限定されます。

 明22日は4時35分~4時55分の時間が窓の格子が視野に入らないで撮影できる時間帯になります。

 南中時刻は天文のシュミレーションで確認して、カメラは常に南に向けセットしています。

 限られた条件内で見る、撮るを楽しんでいます。


2040525c.jpg 
    今日(21日)もカノープスが見えました。5月から当地に来ていますが晴れ間が続くのは珍しいと感じています。

  ・添付写真データー

  キャノンEOS X2 ASA400  40秒露出
  ニコン135mm F2.8→ F4 ×1.5テレコンバーター
  LPS-P2 光害防止フィルタ使用
  赤道儀追尾

  室内から窓越しの撮影です。
 

2609f139.jpg
 今日(20日)の早朝もカノープスが見えました。此方では日本の天気図、気象衛星の写真を見ながらこの先の天候を自分で予報しています。

 日本で高気圧が真上に来ると晴天に成りますが、当地ではその高気圧の南の縁になります。南高北低型になり天候は曇りがちに成ります。

 高気圧が張り出してくる時は比較的透明度の良い天候に成るようです。通常は5時30分に起きますが、少し早めに目が覚めましたので窓を覗くとカノープスがキラキラと輝いていました。

 カメラは常にセットしていますので、パソコンと、カメラ、モータードライブの電源を
入れると直ぐ撮影出来ます。

 日を変えた写真を比較して低空の何等星まで捉えられるかも確認したいと思います。

 今日撮影の写真を添付します。前回より透明度がよく成っています。月明かりが無くなれば更に良くなりそうです。

df5da421.jpg
  天文を趣味にしていますが天体の中でも特に彗星に興味を持っています。世界中で発見される彗星、周期的に巡って来る彗星が有りますが、観測が可能な明るさの彗星は頑張って見る(撮影する)様にしています。

  しかし当地華南ではまず星を見ることが天候、モヤ、光害の影響で大変困難です。

  星を見るのには色々な困難が有りますが、努力して解消出来る困難も有りますが当地の困難は別の努力が必要な様です。

  彗星を見るのには絶望的な環境ですので、まず季節の星々を眺めていますが
天候については月に数回は晴れて見通しの良い時があります。努力とすればそのチャンスを逃さない事かと思います。

  夜中、明け方もチャンスの場合が有ります。天気図、気象衛星の画像等を分析してチャンスの予知にも努めたいと思います。 
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